花粉症はいつからかかる? 発症時期とそのタイミングについて

 

人間の体内に備わる免疫(掃除人)が抗体(掃除道具)を使って、体(部屋)の健康を保とうとする事については、

花粉症の原因・ナゼ?!

でもご説明致しましたね。

 

今度は抗体(掃除道具)が過剰反応してしまう事で、引き起こされる花粉症になってしまうタイミングについてご説明いたします。

抗体が出来た→即花粉症ではありません。

 

花粉症のメカニズムを解説する際、最も使われるたとえとして「コップに入れた水」があります。

コップは”体が受け入れきれる量”を表し、抗体はその中に注がれる”水”を表します。

これまでは、全く無害であった花粉。

しかし一年一年の花粉シーズンを迎える事により、作られた抗体がどんどんコップに蓄積されていくのです。

その結果、コップの許容量を超えて水が溢れだした時、それが花粉症の始まりなのです。

 

ざっくりしたイメージ(スギ花粉の場合)となりますが、

1年目:体内で作られたスギ花粉抗体→コップ30% ぜんぜん健康体

2年目:体内で作られたスギ花粉抗体→コップ30% 計60% そこそこ健康体

3年目:体内で作られたスギ花粉抗体→コップ30% 計90% 崖っぷち健康体

4年目:体内で作られたスギ花粉抗体→コップ30% 計120% 正真正銘、花粉症患者デビュー!!

このような感じですね。

 

花粉症のように、アレルギー反応を引き金となる物質(ここでは花粉ですね)を”抗原”と呼びます。

但しあくまでも上で挙げた例は、一つのケースで、実際にはその年による花粉(抗原)の飛散状況、本人が直接浴びた花粉量、その他の要因で上記の数字通りとはなりません。

「じゃあ抗原の密集エリアに居る人が最も早く花粉症になるんだね!!」

 

と思いがちですが、一概にそうとも言い切れないのです。

 

ここにまだ花粉症になっていない二人の方がいます。

Aさん:杉林の近くで長年生活をする人

Bさん:都会の真ん中で暮らす人

Aさんは毎年2月以降になると、多量のスギ花粉に晒されます。

一方、同じ時期、BさんはAさんに比べて、はるかに少ない花粉の量を浴びるだけで済みます。

しかしBさんの方が先に花粉症患者になってしまいました。

 

先ほどのコップの話を前提に考えれば、絶対にAさんの方が先に花粉症になりそうなものなのですが・・・。

症状が出るタイミングについてはズバリ

その人次第

と言わざるを得ません。

 

でもナゼなのでしょう???

 

 


花粉症の原因が”花粉”だけじゃない矛盾

 

花粉症になってしまうキッカケや時期について、なにが引き金となりその時期が早まったり、逆に遅まったりするのかを左右する物質(一般的に”抗原”と呼ばれています)は、ある程度のところ特定されています。

その抗原に沢山ふれたAさんが花粉症にならないのは、

  1. 排気ガス(主にディーゼル車)
  2. ハウスダスト
  3. 食生活
  4. ストレス
  5. 周辺の道路事情

など、様々な要因がに大きく関わっているのです。

特に排気ガスに関しては、非常に興味深いデータがあります。

スギ花粉のアレルゲンのみでのigE抗体(花粉症の元凶)は見られず、排気ガスによるIgE抗体の増加に大きな影響がある事が、マウスの実験結果で確認(※日本医事新報社/85年4月6日号より引用)

また、道路がアスファルト舗装されているエリアが多く占める地域では、飛散した花粉が土に吸収されず、風で空気中に何度も巻き上げられてしまう事も問題視されています。

こうしてみると都会生活の方がリスクが高い事が伺えますね。

 

次に花粉症に見られる代表的な症状や特徴に注目してみましょう。

花粉症にあるこんな症状と特徴

 


 

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