国内でアレルギー反応(抗原)となる主な花粉の持つ特徴と注意点

花粉と言えば、スギやヒノキが代表格ですよね?

但し本州エリアと北海道・沖縄エリアでは、その状況は少し異なって参ります。

特に北海道では、スギ花粉に悩まされるリスクがありません。

そう花粉症患者にとって北の大地は、パラダイスなのです!!

・・・本当にそうなのでしょうか・・?

実は北海道にも”シラカバ”が抗原となる花粉症が存在します。

この世の中、どこへ行こうとも花粉自体は年がら年中飛んでおり、私たちはこの宿命から、永遠に逃れる事ができないのです。

更に恐ろしい事に、一旦何かに対してアレルギーなってしまうと、別の花粉などアレルゲンにも反応してしまいやすくなる事が分かっています。

北海道出身のシラカバ花粉症の方が、本州へ移った直後は平気でも、その後スギやヒノキに反応する様になってしまう確率が高いのです(その逆もまたしかり)

悲しいニュースになって申し訳ありませんっ!!

 

そんな花粉症の私たちが出来る事は、まずその厄介者についてよ~く調べ上げ、万全の準備・対策で臨む事に尽きます。

 

あなたの苦手な花粉はどれ?! エリア別花粉飛散カレンダー

現在国内で花粉症の原因となっている種類とその樹木・草についてまとめていきます。

あなたの花粉症は毎年いつ頃始まりますか?

現在住んでいる場所・時期によって、飛び交う花粉の種類が違います。

以下に代表的な花粉、飛散時期と生息エリアごとに一覧にまとめてみましたので、参考にしてください。

 

種類別 花粉症の飛散時期とその特徴・注意点

■ハンノキ花粉に関する特徴

◇科名:カバノキ科ハンノキ属

◇学名:Alnus japonica

◇生息地:あぜ道などジメジメとした湿地を好んで生息していることが多い木で、特に北海道エリアに多い。

◇飛散時期:全国的に飛散するのは、1月~6月頃まで。

中でも特にピークを迎えるのが2月下旬から3月中旬。

◇注意事項:時期的にスギ花粉と重なる為、見落とされがち。

ハンノキ花粉によるアレルギー反応のリスクは、”口腔アレルギー”になりやすい点で、口の中や喉のかゆみ、イガイガ、腫れなどを伴う症状が見られるのが特徴。

◇花言葉:忍耐、不屈の心、荘厳

この花言葉が花粉症患者にとって、皮肉ですね。

実際には丸腰で対抗などせずに、しっかりと予防策を行ってシーズンを乗り切る事が肝心です。


 

■スギ花粉に関する特徴

◇科目:ヒノキ科 スギ属

◇学名:Japanese cedar

◇生息地:北海道・沖縄を除く全国で自生。 水分や栄養分などが豊富な沢べりや、谷地形を好む。

◇飛散時期:1月下旬から5月にかけて。 ピークは2月から4月頃。

◇注意事項:国内の花粉症で最大の抗原となっており、のどの痛み、かゆみ、咳、口腔内の乾燥、味覚障害、耳のかゆみ、頭重感、全身倦怠感など症状は多岐に渡る。

風により最長100㎞離れたエリアまで飛散する為、花粉シーズン中は被害エリアが最も大きい種の一つ。

◇花言葉:雄大、堅固、堅実

 

スギは成長が早く、優れた調湿能力を持つ事から、活用度の高い木材なのですが、無計画な植林や生活環境の変化が発端で、未曾有の干渉患者を生んでいます。

そのため花粉量の少ないスギの開発や、植え替えを進めようという動きもあるそうですが・・。

私たちは引き続き見守るしか出来ないのでしょうか?

黄色の花粉が風に流される映像を観ただけで、ムズムズしてしまいそう・・。

こんな花言葉よりも、”春のテロリスト” とかの方が、ふさわしいと思うのは私だけ・・?

より安全で効果の高い薬の開発を急いで欲しいものですね。


 

■ヒノキ花粉に関する特徴

◇科目:ヒノキ科 ヒノキ属

◇学名:Japanese cypress

◇生息地:北は福島県から南は屋久島まで

◇飛散時期:2月から5月にかけて飛散が継続。

ピークは3月から4月

◇注意事項:スギ花粉のアレルギー症状同様に、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど。

◇花言葉:不滅、不老、不死、強い忍耐力

スギよりも約一ヶ月遅れて花粉が飛散するのですが、時期が被っている為、多くの花粉症患者にとって、一年で一番辛いシーズンとなります。

スギやヒノキどちらかしか反応しない、という方が少ないのではないでしょうか?

とにかくこの時期には、専用メガネ、マスク、ティッシュ、目薬、点鼻薬、飲み薬の携帯は必須です。

飛散時期に入る前から準備をしておくと、症状を和らげる効果がありますので、早め早めの対策をオススメします。


 

■オオバヤシャブシ花粉に関する特徴

◇科目:カバノキ科ハンノキ属

◇学名:Alnus firma

◇生息地:西日本エリアの太平洋側に多く自生

◇飛散時期:3月~4月

◇注意事項:カバノキ科に属する種の為、症状は後のシラカバ同様、目・鼻のかゆみ等に加えて、口腔アレルギーで口の中にまで症状拡大のリスクあり。

◇花言葉:永遠

 

一番最初に触れたした「ハンノキ」、この「オオバヤシャブシ」は後から解説させて頂く「シラカバ」同様に ”カバノキ科” の植物で、いずれもOASと呼ばれる口腔アレルギーの症状が一部の方に広がる事が分かっています。

上記症状はモモ、ナシ、りんご、スイカ、メロンなどの果物にも反応する為、特にこの時期は避けるのが得策です。


 

■カモガヤ花粉に関する特徴

◇科目:イネ科カモガヤ属

◇学名:Dactylis glomerata

◇生息地:北海道を主に、日本全国の河川敷・堤防

◇飛散時期:5月〜8月頃。

◇注意事項:カモガヤ花粉の飛距離は数100メートルと狭いエリアに限定されているものの、スギ花粉に反応する人の約半数に発症例が見られる。

くしゃみ、水様性の鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど一般的な花粉症とほぼ同じ

◇花言葉:

 

元来、牧草として明治時代初期に輸入されたものが、全国に自然繁殖しました。

花言葉は探したけど、見つかりませんでした。

どなたか知っていたらお願いします。

もう百万匹くらいヤギを放って、周辺を駆逐しましょうか?!


 

■コナラ花粉に関する特徴

◇科目:ブナ目ブナ科コナラ属

◇学名:Quercus serrata

◇生息地:東北および関東エリアをメインに、山の雑木林に分布

◇飛散時期:3月~6月

◇注意事項:他の花粉症同様に鼻水・目のかゆみ等を伴う。

◇花言葉:勇気、独立

この樹の見分け方の特徴として、目印になるのが ”どんぐり”

若木の場合はまだこの実をつけないので、分かりにくいかも知れませんが、風媒花ですのでスギと同じく、風に乗って飛散を始めます。

シーズン中はしっかり眼鏡とマスクで守りましょう。


 

■クリ花粉に関する特徴

◇科目:ブナ科クリ属

◇学名:Castanea crenata

◇生息地:山野に自生

◇飛散時期:3月~5月頃

◇注意事項:主にアレルギー性の鼻炎

◇花言葉:贅沢、豪奢、満足

 

天津甘栗、マロングラッセ、モンブラン等々、グルメも喜ぶ食材で、なんと縄文時代の遺跡からも発見されているほど。

また木材としても硬く、防水性の高さもあり、入手困難な高級材料となります。

でもニオイがきつい、鼻がムズムズという方はアレルギー検査を致しましょう。


 

■シラカバ(またはシラカンバ)花粉に関する特徴

◇科目:カバノキ科カバノキ属

◇学名:Betula platyphylla

◇生息地:北海道に広く分布。 長野県などの抗原にも多く見られる。

◇飛散時期:主に北海道 4月~6月にかけて。

◇注意事項:スギなどの一般的な花粉症の特徴である、目・鼻のかゆみや炎症に加え、喘息のような咳やたんを伴う喉のトラブル症状を持つ。

◇花言葉:忍耐強さ、光と豊富、あなたをお待ちします

北海道では、春の花粉症の代名詞となっているシラカバ。

非常に美しい木なのですが、口腔アレルギー症候群(OAS)のリスクも高く、美味しいフルーツ(リンゴ、桃、サクランボ等)でアナフィラキシーショックが出たりしますので、避けた方が賢明です。


 

■オリーブ花粉に関する特徴

◇科目:モクセイ科

◇学名:Olea europaea

◇生息地:四国エリア(主に小豆島)および岡山県の一部

◇飛散時期:5月~6月

◇注意事項:実際には1か月足らずと期間は非常に短く限られたもの。 主に鼻アレルギーが見られる。

◇花言葉:平和、安らぎ、知恵、勝利

 

オリーブと言えばイタリアを連想する人が多いでしょうが、国内に入ってきたのはポルトガル人がキリスト教の布教活動によるもので、およそ400年前とずいぶん歴史があるのです。

実際に栽培が根付いたのは、四国の小豆島で100年程度だそうです。

美容・健康、さらに花粉症予防にも効果が高いと評されるオリーブオイルですが、その白く小さな花の花粉で、小豆島在住者の20%相当が症状を抱えていると言われています。


 

■オオアワガエリ花粉に関する特徴

◇科目:イネ科アワガエリ属

◇学名:Phleum pratense

◇生息地:河川敷や道端など全国的に広範域で分布。

◇飛散時期:5月から8月

◇注意事項:一般的な鼻のアレルギー症状、目のアレルギー症状に加えて、全身のかゆみなど伴うなどが見られる。

◇花言葉:

家畜などの牧草用として、アメリカより伝わった外来種です。

明治時代に北海道に上陸し、そこから全国雑草グループチェーン展開は早かった・・。


 

■ブタクサ花粉に関する特徴

◇科目:キク科ブタクサ属

◇学名:Ambrosia artemisiifolia

◇生息地:畑や河川敷をはじめどこでも容易に繁殖し、日本全域が対象。

◇飛散時期:7月から10月頃。 ピークは9月。

◇注意事項:秋の代表的な花粉アレルゲン。

主な症状は目・鼻・皮膚のかゆみなど。

植物自体の背が低く、スギやヒノキのように広域には飛散しない為、まずはそばに近寄らない事が大切

◇花言葉:幸せな恋、ヨリを戻す

外来種で、戦後アメリカから入ってきた雑草植物。

雑草だけに繁殖力の強さが非常強く、瞬く間に日本中にその勢力を拡大してしまいました。

実際にアメリカでは、このブタクサの花粉症が猛威を振るっています。


 

■ヨモギ花粉に関する特徴

◇科目:キク科ヨモギ属

◇学名:Artemisia indica var. maximowiczii

◇生息地:道路わき、堤防、空き地など日本全域。

◇飛散時期:8月から10月

◇注意事項:鼻水、鼻づまり、鼻・目のかゆみ、くしゃみなど一般的花粉症状に加え、口腔アレルギーのリスク有。

◇花言葉:平和、幸福

ヨモギは昔からお灸や止血剤など薬草、草餅などの食用としても、用いられているありがたい草ですが、ヨモギよお前もか・・花粉の被害が出ています。

悪名高いブタクサと同じキク科である事実が悲しいですが、花粉症患者の方も草餅は食べてもOKですので、ご安心ください。

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